竹生島(ちくぶしま)は、琵琶湖の北部に浮かぶ島です。国指定名勝および国指定史跡で葛籠尾崎の南約2キロメートルに位置し、滋賀県長浜市(旧・東浅井郡びわ町)に属しています。全島が針葉樹で覆われており、琵琶湖八景(深緑)のひとつにも数えられています。

 島の名前は「神の斎く(いつく)住居(すまい)」を意味し、その中の「つくすまい」が「つくぶすま」と変じ「竹生島」になりました。 また、「竹生島」という漢字は、竹が生えているからという説や、島の形が雅楽などで使われる楽器の笙に似ていることから付けられたという説などがあります。 

 神の住む島といわれ信仰の対象として、また美しい島は琵琶湖八景のひとつとして、昔から多くの人に親しまれてきました。 かつては神仏一体の思想で発展してきましたが、明治時代の神仏分離令によって、弁才天を本尊とする「宝厳寺」と浅井姫命を祀る「都久夫須麻神社」に分かれています。 (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 、長浜市観光協会ホームページより)